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初めてやってみました、ヒヤシンスの水耕栽培

※以下は2013年10月から2014年2月にかけて制作されたコンテンツのため、セレブレイトも旧仕様ですから底部の見え方が現行とは少し異なります。

9月の終り、セレブレイトとヒヤシンスの球根を手に入れて、初めてのヒヤシンスの水耕栽培を始めてみました。

まずは、セレブレイトに水を入れ、球根を置くところから。球根が水に浸かると腐ってしまうので、根が出るまでの水の量は、球根のお尻にわずかにつく程度にして、減ってきたら足し、一週間に一度は、全交換して清潔に保つ。やることと言ったらこれくらい。 置く場所は、球根が土に植わっている状態を作り出すため、日の当たらない、涼しいところが良いと教わりましたのでキッチンの薄暗く風通しの良い場所に置いてみました。

葉も花もない、何も出ていない球根だけなのに、なかなかいい雰囲気です。

3個同じ環境で育て始めましたが、最初に根が出たのは開始から1カ月程経った頃。最後の球根も2カ月経たないくらいで根が出始めました。個体差はありますが、3カ月もすれば根が出てくるようです。根が全体に2~3センチ程度になるくらいまで伸びたら、根だけが水に浸かるように水の量を調整。球根が長時間水に浸からないようにして腐らないようにします。後は、今まで通り、水が減ったら足して、一週間に一度は全交換します。球根の脇から生えてくる脇芽を見つけたら取り除くと、栄養が集中して良いそうです。

普段あまり見ることのない根っこ。花も葉っぱもない、ヒヤシンスはクラゲの様にも見えなくない神秘的な姿。

12月11日、遂に発芽。にょきっときれいな緑のツノの球根は最初に根が伸び始めた球根。根が出るのが遅かった球根からも、無事発芽しているのが確認できました。芽が出始めたら、日の当たる場所に移しますが、暖房は直接あたらない場所がよいそうなので、窓辺が今のところのベストポジション。

朝一番、冷えた部屋の中、青白い太陽光で照らされた、初々しい芽の緑、水替えをして透明度マックスの花瓶の中で伸びる根の白さが、すがすがしい気分にしてくれます。

正月休み明けまして1月13日。僕たちがお正月休みでぬくぬくしている間、事務所の窓際で寒い正月を迎えたヒヤシンスたち。寒すぎたせいか、休み前と比べ、大きくは成長していない感じ。「どうも成長が遅いな」と感じれば暖かい場所に移してあげるといいと思います。そして、一番成長が早いヒヤシンスのツヤッツヤで、初々しい新葉の間からは、つぼみがチラーっとのぞいています!いよいよです。

観察開始から既に5カ月が過ぎた、2月6日。遂につぼみが少し色づいてきました!葉に守られるようにつぼみがぎゅっと密集している姿が王冠のように見えてかっこいいとすら思ってしまいます。ここまできたら、無事に咲いてくれるのでは!とひと安心。 つぼみが、紫がかっているところを見ると紫かピンクか赤、そんな感じの色のヒヤシンスが咲きそうな予感。

あと、ひそかに好きなのが、透き通った冷たい水の中で一生懸命伸びている真っ白な根の姿。セレブレイトは根の姿まで美しく見せてくれる、いい花瓶だなと、いまさら気づきました。

2月17日、仕事も終盤の18時。朝出社したときは紫色のつぼみだったのにはっと気づいたときにはふわっと花びらが開いてきました!他のつぼみはまだまだこれからですが一輪目の開花はうれしい!特にこの子は、偏った根の生え方をしたり脇芽が何度も出たりで手のかかる子だったのでひとしおです。満開になる前なのにふんわりいい香りが漂ってきて、ヒヤシンスって、こんなにいい香りがするんですね!

最初の開花から10日経った2月26日、遂に満開!おおよそ想像していたヒヤシンス像とは違って、斜めに延びて咲いたちょっと風変わりなヤツ。(いい意味で)ヤバいのが咲いてしまいました!色も含めて最高です!蕾のときはほとんど香りがないのに、花が咲いた瞬間から、すごくいい香りが漂っています。

最初はいろいろ難しいのかな?と思っていたけど、考えてみれば、小学校の理科の実験でも教材になるくらいだからそもそも難易度低めなんですね。球根を置いてから花が咲くまで、半年間もじっくり楽しませてくれました。根っこの白さ、つやつやの芽、蕾を守るようにして伸びる葉、その葉の間からのぞく、ぎゅっとした蕾、うっすら色づく蕾、最初に咲く一輪。花が咲いた瞬間から漂ういい香り。ヒヤシンスって魅力たっぷりですね。来年も絶対育てよう!来年はちょっと品種の違う変わったやつを育ててみようかな。と、まだ花が咲いているのに思ったり。お庭がなくてもできる水耕栽培、最高ですね!

Holmegaard / Celebrate

text:スコープ 鈴木