ナウ!
twittertwitter掲示板メルマガシャチョブロナウ

スロ&ソルヤは譲らずの鳥なのか。

この世に五万とビンテージバードは
存在するのだけれども、その中で
どれが一番見つからないかって
我が人生を振り返り、そこ、そこに
問いかけていただけましたのなら、
僕はスロ&ソルヤだと即答することでしょう。

勿論、数個、数十個のバードならば、
それはまぁ、見つからないのは
当然だけれど、極端に数の少ない
バードは試作に近いものが多く、
ブッチャケ変わったものが多いから、
あんま惹かれない。

本に出ているバードの中で、
アンバーのような渋い色目にして、
尾は明るいパウダーガラスという、
非常にエキセントリックな組み合わせで
渋いながら斬新という、
つまり標準学生服着ているのに
頭は紫のリーゼントぐらいに
洒落た組み合わせなのだから、
スロ&ソルヤを欲しいと思うは当然か。

それに加え、更に覆いかぶせ、
僕が持っているバードで
一番のお気に入り脚無キーックリ、
これは本体がアンバーで頭はグレーと
渋い色目なのだけれども、此れに似た類の
バードというのはスロ&ソルヤぐらい
なんじゃないだろうかと、そう思う。

だから、僕はそれらを
誰よりも強く欲しいと思っていたから、
何年も本気で探していたのは
スタッフもあまり知らない衝撃の事実です。

ただ、こればかりはかすりもしなかった。
誰に聞いても、一度も見た事ないよ。
それは無理だ。そんな話ばかりなのである。
生産期間は2年あり、それなりに
生産されていたはずなのに、見ない。

その理由を考えてみると、
完全無欠に売れなかったのか、
もしくは特別愛着が満ち溢れるバードで
手放す人が全くいないのか、どちらかだろう。
実は作ってませんでした、
テヘペロbyマルコ(ヌータヤルヴィ工場長)
なんてことはない、はずだ。

で、誰もがそう思うだろうけれど、
僕は完全に後者だと思っている。
バードというのは
イメージしているより大きい。
でもスロ&ソルヤはいい塩梅だ。
そんな邪魔にもならないから、
誰も手放さないのかもしれない。

正直、僕はこれを欲し過ぎた。
だから復刻したかった。
思い切ってイッタラに聞いてみたところ、
試作がサクッと出来てきたから、
そりゃー作るよねー。
誰だって作るよねー。

で、実際に手渡された
試作のスロ&ソルヤは大いに体を
透かしていて、そこに見えるフィンランドの
雪景色はとにかく綺麗だった。

スロ&ソルヤ、
楽しげで可愛らしく、そして静かだ。
これは手元に置いておきたい。
やっぱ、これは譲らずの鳥なんだろう。

iittala / Birds by Oiva Toikka
Sulo & Sorja
https://www.scope.ne.jp/iittala/birds_toikka/sulo_sorja/

text:シャチョウ