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合宿日記11月5日 もてなし寄せ鍋の夜

鍋っちゅーもんは、
家にあるものを全部ぶっ込んで
クッタクタに煮たらええんや。

と、母から教わった。
わけでもないのですが、
学生時代のどんちゃん騒ぎを経て
とりあえず何でも土鍋で煮れば
ダシが出て旨くなると思ってた。

少し、大人になり、
関西のうどんすき「美々卯」で、
湯通しされ、クルクルと巻かれて
盛り付けられた白菜ロールに出会い、
白菜って下茹でするの?と驚いた。

確かに、鍋で少し温めるだけで
すぐにお皿に取れるし、
一度冷水で色止めしてあるから
鍋の中でも緑鮮やかが続く続く。

相当、大人になり、
辰巳芳子さんの料理本でも、
下茹でした白菜、蕪、人参、
塩とレモンで湯引きした鯛、
酒蒸しして片方の貝殻を外した貝、
など、下ごしらえに全パワーを
注ぐような寄せ鍋レシピを
紹介されているのを見つけ、
家族以外の鍋パーで、
一度やってみたいと思っていた。

で、今回の合宿。
一人で朝晩の台所を受け持ち、
てんてこまいの成戸にしれっと
お願いして作ってもらった。
自分でせんのかーい。

食べる分だけ清汁に泳がせ、
順次、煮えばなに汁と一緒にいただく。

一度に鍋一杯の具を入れ
くたくた煮て食べるようなおろかな
食べ方はくれぐれも
やってはならぬことの一つ。

と辰巳さんの本には書いてあったけど、
菜ばしを持ったとたん無意識に箸が動き、
気がついたら、いつもの鍋のように
全ネタ放り込んでました。

おろか者とは私の事ですか。
いやいや、そんなもんです。
日常習慣の勝利です。

合宿日記 葉山の和邸宅にて

九寸鉢に盛られた白菜ロール
断面が綺麗だなーと思っていたら、
中心は春菊だった!
手間で手間を巻いた成戸作品。
出汁といただくとすごく美味しい。

東屋 / 伊賀 九寸鉢

ネタをもっと入れたいのを堪えてマテ。
「この土鍋、いい味出てきたねぇ。」
と、土鍋を誉めたりしながら耐える。忍。

東屋 / 伊賀 布袋鍋

とり鉢(深)で食べて、
とり皿(浅)をガラ入れにする。
そして、おしぼりとして用意した
クラウスの手ぬぐいで
手を拭く流れ。実に良い流れ。

来年は申年だからねぇ~と
日本酒「山猿」を片手に
合宿最後の夜が更ける。

東屋 / とり皿・とり鉢