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2021年4月21日
麦茶はいつもフルッタのなか
野葡萄をAaltoベースに生けてみた。
花屋さんの一押しだった野葡萄。
やっぱこれだよねーといいながら、
真っ先に手に取ったけど、
2方3方に伸びる枝は、
花の重心をとるのが難しく、
どのフラワーベースに挿しても
駄目だ、うまくいかない。
仕方なく、はなからナシと決めつけていた
Aaltoベースを手に取ってみると…
ん?意外な事にこれが一番いい感じ。
特徴的に広がる口の形が、
自由きままに広がる枝を優しくキャッチ。
扱いづらいイメージが強かったけど、
こんな風に飾ってもいいんだ。
おみそれしました、アアルト先生。
これで、蔓ものを買う時に、
枝振り選択をミスっても、
危機回避できる能力を一つ身につけた。
思いもよらない方向へと進む枝にも
悪戦苦闘せずにすむ。